U12通信vol.5【1月号】

新年明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いします。
本年もコロナウイルスと共に歩む一年となりそうな予感がします。カテゴリーによっては既に大会が中止になっているところもあります。常に覚悟をして、毎日をより大切に歩んでいかなければいけません。
ただ、育成年代(小〜高校)はゲームでの勝利、タイトルを獲得することだけが目的ではありません。それぞれのステージで身につけるべきものをしっかりと身につけることが大切です。完成度ではなく、これからの成長に必要な物を身につける年代です。
それを勝利を目指しながら育むこと、「チームとしての成功体験」を積んでもらうことが大切です。
全ての基盤になる経験を積む年代こそ、大切にしていかなければいけません。
そんなコンセプトを見失わないように一年間、健康に活動ができればと思います。
さて本題です。
1、施設利用について
皆様のご協力により、学校周辺の駐車、停車問題が改善されています。
学校施設周辺は交通量も多く、お待ち合わせで大変ご苦労されていると思います。
大変ご迷惑をおかけしますが、引き続きご協力をお願いします。
2、区、都大会報告
コロナ禍に入り、久しぶりの大会という印象ですが選手たちは非常によく頑張っていました。成長を実感されている人も多いのではないかと思います。最高学年の選手を擁する男子チームは特に、大会にかける思いが強いのではないかと思います。
最後の大会に向けてラストスパートです。ドラマが詰まっている最後の大会からは目が離せません。
12月の大会、1月の都大会のシーズンで最重要課題は「コミュニケーション」でした。子どもたちにとっては難しい課題です。仲が悪いとかそういうことではないです。
全ての選手が最高のパフォーマンスを発揮し、チーム力を高めるために必要なことはなんでしょうか。
チームフィロソフィー、チームケミカル、チームがポテンシャルを発揮するために必要なもの。それがコミュニケーションです。どのようなコミュニケーションが必要かというと「勝ちたい」「強くなりたい」という前向きな感情から発信されるものである必要があります。
バスケットボールは助け合いのスポーツですが、選手個人に課せられる責任は重いスポーツです。その中でお互いの力を発揮しなければいけません。
コートの中では誰であっても「仲間のためにプレーをする」気持ちが大切です。さらには気持ちを持つだけでは伝わりません。伝えないと始まりません。
私(タニムラ)が5−6年男子チームに問題提起したのはまさにこの部分です。コートの中でも、「誰かがやればいい」「できる人がやればいい」そんな気持ちが選手のコミュニケーションを減らしてしまっていた現状やネガティブな方向に働いてしまう雰囲気。
この短い期間で選手たちはたくさんの試練を乗り越えました。大会が終わることには選手たちから、
「引っ張ってきてくれたキャプテンを支える!僕が支える。」
「このチームが好きだ。このチームを勝たせたい。」
と声が上がるようになっていました。
小学生年代に経験しなければいけない経験は、(大人に)言われたままに動く選手になることではなく、数々のミッションを乗り越える中で育まれる「仲間を思いやる気持ち」なのだと思いました。技術ではなく、心で戦える選手になること。大会を経てひとまわりもふたまわりも逞しくなった選手を楽しみにしてください。
3、次年度について
早いもので今年度のチームでの活動はあと1カ月となります。
3月は新チームが発足されます。
新体制で活動をしてきたこの一年でたくさんの課題が見つかりました。新年度はさらに良いクラブになるために12月より新年度の活動計画、運営体制を検討しています。
コロナ禍において、入場制限等で保護者の皆様が参画する機会をあまり作ることができませんでしたが、U12クラブのコンセプトにある「ボランティアクラブ」という面をより強靭なものにできればと考えています。
なぜボランティアが必要かというと、この年代は特に保護者の存在が重要です。成長に親御さんのサポートが必要なのです。逆に、中学生になると徐々に自分の力を試す、自立へと向かっていきます。小学校での成功は家庭で掴み取るものだと思っています。
ボランティア会員制度については、各方面とすり合わせを行なったのちに変更点をお知らせいたします。
活動時間、活動内容等も今一度振り返りを行い、改善点を次年度に反映させてまいります。
練習対象学年は3月から変更になるので、各改善点、変更点の反映も同じタイミングを予定しております。
なるべく早めにお伝えできるように進めてまいりますのでよろしくお願いします。
4、1−3年生大会
オミクロン次第ではありますが、現在1ー3年生の大会が計画されています。
1年に1回ある非常に面白いゲームです。全ての選手に出場機会を提供したいと思いますのでよろしくお願いします。
大会に向けてなるべく、自分で靴紐を結べるようにサポートをお願いします。
『大会に向けて靴紐の練習しようね』
という感じで大丈夫です。選手にとって良いきっかけになればと思います。
※結べなくても大丈夫です。
5、U15体験
小学6年生はU15活動へいつでも体験できますので、クラブまでご連絡をお願いします。
ご見学も可能です。
次年度に向けて積極的に対外試合等も組んで活動しています。年度明けすぐに大会もございますので現時点からU15への合流も可能です。
進学先中学校を含めた進路相談もいつでもできます。
ご不安なこと、ご不明なことがありましたお気軽にお問合せください。
1月から1月から好スタートを切れているとおもいます。
このまま良い締めくくりができればと思います。
引き続きよろしくお願いします。