【U12】総合体育館は広かった・・・区大会準決/決勝
こんにちは。
昨日は世田谷区大会の最終日@世田谷総合体育館でした。
男子チームが出場しました。

総合体育館は広い・・・というのはコーチ陣は承知していましたが、子どもたち(男子)にとっては初めての大舞台で準決勝からハラハラドキドキのゲーム展開になりました。
まるで別人のように緊張で強張っている選手の表情は、いかに大舞台で戦うことが難しいかを教えてくれました。
「ペンギンズは走りなら負けない」
昨日1日を支えたのはもうこの今まで走ってきたというプライドだけでしたね。
6年生がたったの一人、下級生チームで相手チームの6年生に挑むとなると走るしかありません。運動量でしのぐしかありません。体の大きい6年生をいかに防ぐか・・・
昨日はとにかく気力で戦った1日でした。
そんなチームを牽引したのはキャプテンのソウタでした。 コートを誰よりも走り、誰よりも貪欲にリングにアタックし続け、会場中が彼を応援しているかのような一体感は素晴らしかったです。
区大会に出始めて6回目で3位に入り、7回目の今大会も変わらずファイナル4まで残り、決勝への切符をかけた戦いに挑むことができなたのはすでに幸せなことで、さらにそんな難しい状況の中でも彼らはしっかりとセミファイナルを取り、決勝に駒を進めました。接戦を制したところに我々のクラブらしさが十分に発揮されていましたね。
「世田谷区で一番走るチームになろう」
というのがスローガンなだけに心を打たれる試合でした。
無事に決勝へ・・・ ただ、決勝もとても苦しい試合でしたね。
試合には負けてしまったけど、あのゲームで一番注目されていたのはキャプテンのソウタ。
誰よりもルーズボールにしがみつき、リバウンドにも飛びつき、誰よりもひたむきにディフェンスを頑張り、誰よりもリングにアタックしていました。
彼がボールを持った時の会場中のどよめき、声援は試合のどんな瞬間よりも価値のある素晴らしいことで、観客を完全に魅了していました。
ただし、勝負に負けしまったというところが私たちの次の成長を作り上げるのでまた今日からしっかりと成長できるように頑張りたいと思います。
次の大会はソウタだけでなく、チーム全員が貪欲に相手チームに食らいついていく姿勢をもっと印象的に、もっと面白い、見ている人が心を打たれるようなゲームができればいいと思います。
決勝戦で子どもにも話しましたが、 勝敗なんてものは二の次三の次で、まず見ている人がどう思うか。
ペンギンズが世田谷で一番走ったね、と言われるのがゴールで、そのために自分たちのスタイルを貫いていくことですよね。そこに達成があって成長があるんですよね。
あの舞台で負けようが全てを出し切っていこう、負けたらまた頑張ろう。と。
彼らは十分に発揮していました。
あれだけひたむきはプレーをみせて、多くの人の心を奪ったでしょう。
ポッとでのチームが、何者だ?と思われたかもしれないですが、昨日の決勝から僕たちのファンが増えたのではないかな?と思っています。
泥臭い、ひたむきなバスケットが表現できた自信があります。
それだけ選手たちは素晴らしかったと思うことと、選手たちはクラブの誇りに感じます。

次はどんな景色をみせてくれるのでしょうか。
大事なのは勝利じゃなくて、ゲームを通じた成長とゲームを見ている人が何を思うかです。
また一回り強くなろう!
今大会は準優勝で大会を終えました。
応援ありがとうございました。